大学院で建築学を学んでいた
私がSEという職業を選んだ理由
2022年入社 2年目(2023年10月取材時)
熊本出身
大学・大学院で6年間学んだ建築学からIT業界に
熊本県出身の私は、高校生になった頃からクリエイティブの世界に興味を持ち、建築学部へ進学しました。大学・大学院の6年間で建築学を広く学び、設計の研究室に帰属していました。ところが、就職活動を意識した頃、建築業界に就職した複数の先輩から話を聞く機会があったのですが、建築現場の労働環境が自分にとってかなりキツいと感じたのです。もちろん、設計部門の仕事についてもヒヤリングしたのですが、あまり魅力を感じることができませんでした。私は建築業界に向いていないのでは?と感じ、他業種の就活をスタートしました。ですが、大学院で建築を学んでいた私が、建築業界以外の就職先を見つけることは想像以上に大変でした。
私がシステムエンジニアという職業を選んだ理由は、その将来性です。IT業界は依然として伸び盛りですし、昔と異なって先が見えなくなった今の時代、手に職をつけることで安定的な仕事に就きたいと思いました。加えて、SEになることを意識した際、基礎的なプログラミングを勉強してみたのですが、想像以上に「面白い!」と感じることができたのです。建築やデザインの世界は「正解」が相対的で様々な評価軸があります。それに対して、プログラミングは「正しくコードを書けば、正しく動く」世界。「こう動いてほしい」と願っても、間違った書き方をすれば全く動いてくれません。そんなキッチリした世界観が私には心地よく感じたのです。
こうして大きくキャリアの軌道修正をした私は、就職活動のタイミングに遅れをとったこともあり、大学生や大学院生の就活支援をしているエージェント会社に登録しました。そして、エージェントから推薦いただいたのが当社(日本システムデザイン)です。当社へ応募した理由は2つあります。1つ目は、研修制度や新人フォロー制度が充実しているので、未経験者でも安心してキャリアをスタートできることです。2つ目は、社長が鹿児島県出身で、九州出身で新卒採用された先輩も複数いらっしゃったため、個人的に親近感が持てたからです。
入社1年目から仕事を通じて大きな成長を感じることができた
当社は、Salesforceというクラウドサービスをメインに取り扱っていて、それらをカスタマイズしてお客様に提供しています。お客様毎のニーズに応じたアプリケーションをゼロベースで開発する仕事は常にワクワクします。
新卒入社した後は3か月間の研修期間を経て、評価システムアプリ開発、WEBテストのログイン認証処理、教育関連企業のシステムAPI連携など幅広い業務に携わってきました。正直、1年目でここまでやらせてもらえるとは思っていませんでしたし、入社2年目の現在、1つの案件のリーダーを任せてもらえるようにもなりました。この1年で仕事を通じて大きく成長できたと実感しています。
とは言いつつ、まだまだ、私は駆け出し。新しい発見が毎日5個以上あります。スキルアップのために大切にしていることは、新しく知った知識や上司や先輩に教わったことのメモを取ることです。「学びのメモ」は週次でまとめて振り返ります。さらに、月次でメモをまとめて振り返ることで、学んだことを忘れないように努めています。
ワークライフバランスを実現できる職場
当社の特徴の1つは「残業がほとんどない」ということです。1年目の残業時間はほとんどゼロでしたし、2年目の残業時間も月に5時間程度です。ですから「オンとオフを明確にして働きたい人」や「趣味を大切にしたい人」にはとてもお勧めできる職場です。私の場合、会社の後は必ずジムに通って身体を鍛えています。
これから就職活動をはじめる学生の皆さんには「興味をもった時点で何かしらアクションしてみる」ことを推奨します。例えば、システムエンジニアという職業に興味をもったのでれば、業界の本を少し読んでみるのも良いでしょうし、プログラミングの練習をしてみるのも良いでしょう。就職活動を通じて様々な業界を覗くことで、たくさんの発見があるはずです。
1日のスケジュール
- 9:00出社。グループの朝会に参加。
- 9:30お客様との打ち合わせに参加。終わったら議事録をまとめてお客様に共有。
- 11:00画面の構築。
- 12:00昼休憩。
- 13:00グループの昼会に参加後、画面の構築作業を再開。
- 14:00案件の内部定例会に参加。
- 15:00月次のグループミーティングに参加。
- 16:00設計書の修正作業。
- 17:45グループの夕会に参加して本日の進捗を報告。
- 18:00退社。
上長から見た山本さん
趣味であるトレーニングで得た経験から、山本さんは安易に「一度に全てを完結させよう」という思考にとらわれず、一つ一つのタスクに確実に取り組み長期的な成果を積み重ねることができています。
責任感とリーダーシップを備えていて人当たりもよいため、今後メンバーを率いる立場となって活躍する光景が目に浮かびます。