選択リスト値変更による影響範囲について【Salesforce】

お久しぶりです、やましです。
いつぶりかもわからないぶりの投稿です。

今回は、選択リスト値の変更による影響範囲についてまとめてみました!
保守や運用していく中で選択リスト値の変更は少なくないことかと思いますので、その際に下記影響範囲について注意いただければと思います!

 

まずはリスト値の変更を行います。
今回は、取引先の「業種」項目の表示ラベル・API参照名ともに変換していきます!
※Agriculture ⇒ 農業 へ変換

 

影響①:レポートの検索条件から削除される

レポートの検索条件で業種「Agriculture」を指定していたものが、リスト値(表示ラベル・API参照名)を変換したことにより置換されるわけではなく、検索条件から消えてしまいます。

影響②:リストビューの検索条件から削除される

リストビューの検索条件で業種「Agriculture」を指定していたものが、リスト値(表示ラベル・API参照名)を変換したことにより置換されるわけではなく、検索条件から消えてしまいます。

影響③:プロセスビルダーの検索条件で選択リストを使用している場合に削除される

プロセスビルダーで業種「Agriculture」を指定していたものが、リスト値(表示ラベル・API参照名)を変換したことにより置換されるわけではなく、検索条件から消えてしまいます。

 

まとめ

選択リスト型の項目のリスト値(表示ラベル・API参照名)を変更した際に、レポートやリストビュー、プロセスビルダーなどで使用されていた場合には置換されるのではなく、検索条件から削除されてしまうみたいです。
ただし、上記のような影響が発生するのはAPI参照名を変更したことによる影響のようで、表示ラベルのみを変更した際には上記影響は発生しませんでした。

▼選択リスト値変更による影響範囲のまとめ

影響 表示ラベル
のみ変更
API参照名
のみ変更
表示ラベル
API参照名
どちらも変更
レポートの検索条件から削除される 影響なし 影響あり 影響あり
リストビューの検索条件から削除される 影響なし 影響あり 影響あり
プロセスビルダーの検索条件で選択リストを使用している場合に削除される 影響なし 影響あり 影響あり

 

選択リスト値を変更する際には表示ラベルだけでいいのか、それともAPI参照名も変更する必要があるのかを確認のうえ変更する必要がありそうですね。
また、API参照名を変更する必要がある場合は上記影響がないかも事前に確認しておくことをおすすめします!!

また気づきがあれば投稿します!!!