カスタム設定の【設定種別:リスト】が選べなくなった時について【Salesforce】
読者の皆様、どうも~ コムコム.comです。
先日メジャーバージョンアップで、Spring’18が適応されたことによって、発生したちょっとした事についてです。
現在携わっている案件で、リストカスタム設定種別を使う開発がありました。
ただ、以下図のように、設定種別でリストが選べなくなってしまいました。
ですが、上図内のヒントにて『リストカスタム設定は、[設定]のスキーマ設定 ページで有効にできます』と記載があったので、早速設定しました。
1.設定画面から、スキーマ設定を選択
2.スキーマ設定の画面から、トグルボタンをスライドして、設定を有効化
有効化前
有効化後
3.再度カスタム設定の定義画面に戻って、設定種別にリストが選択出来るようになってるのを確認
今回のSpring’18適用で、どのように改修が入ったかを確認したところ、以下のような記載がありました。
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カスタム設定を作成するときに、リストカスタム設定種別を使用できるかどうかを管理できるようになりました。
リスト種別は、組織全体でアクセスできる再利用可能な一連の静的データを提供します。アプリケーションレベルのデータ定義を使用する場合にカスタム設定を作成できないようにするには、[設定] でこのオプションを無効にします。
代わりにカスタムメタデータ型を使用することを強くお勧めします。カスタムメタデータ型のレコードは、リストカスタム設定とは異なり、パッケージまたはメタデータ API ツールを使用して移行できます。
(Salesforce Spring ’18 リリースノート [設定] の [スキーマ設定] へのアクセス より抜粋)
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今回は、要件で以前使用していた機能をベースで開発することとなっていましたので、リストカスタム設定種別を使用しました。
ですが、リリースノートではカスタムメタデータ型を推奨しているので、今後はカスタムメタデータ型での実装を検討していく必要が出てくるかもしれませんね・・・