2024.10.03
ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化; Winter’25 リリース更新
Salesforce Winter’25 リリースに関する情報をお届けします。
対象エディション
この変更は、Enterprise、Unlimited、Developer、Essentials、および Professional エディションの Lightning Experience に適用されます。
概要
Spring ’24より、新しい Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズが使用できるようになります。記事のパーソナライズを使用すると、ユーザー、ユーザー権限、およびレコードに基づいて項目を非表示または表示するカスタム表示ルールが作成できます。
影響
- 新しい Lightning 記事エディターが使用できます。
- 記事のパーソナライズを使用すると、ナレッジコンテンツがビジネスニーズに合わせて調整されます。
- アクセシビリティに対応しているコンテンツの書式設定機能と高度なテーブル編集ができます。
- 記事を作成し、エディターのサイズを好みに合わせて変更できます。
- ソースコンテンツのデザインを維持しながら、Google ドキュメントや Web サイトなどの外部ソースからコンテンツをシームレスにコピーして貼り付けることができます。
- 組み込みのアクセシビリティチェッカーツールを使用して、記事が W3C アクセシビリティ基準に準拠していることを確認できます。
- 表示ラベルをローカライズし、左から右へ記述される言語と右から左へ記述される言語の両方で作成できます。
- アコーディオン (折りたたみ可能なセクション) を追加して、大きな記事の読みやすさが向上されます。
- ソースコードエディターで、コードのコピー機能とコードの拡大/縮小機能が使用できます。
- エディターメニューから直接横線を追加できます。
- ユーザーのロケールに基づいて日付と時刻を表示できます。
- リストの番号の付け直しがサポートされます。
- クイックテキストが挿入できます。
- その他のユーザビリティが改善されます。
調査方法
ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効にします。
- ナレッジが有効になっているか確認します。
- [設定] の [リリース更新] に移動し、更新を見つけて使用を開始します。
- リリース更新を有効にする。
有効になっていない場合は[Lightning Knowledgeを有効化]にチェックを入れます。
古い記事エディターは新しい Lightning 記事エディターに置き換えられます。
更新前:
更新後:
対応方法
- これらの更新の有効化後、現在のエディターの代わりに、新しい Lightning 記事エディターがユーザーに表示されます。それに応じて会社の内部トレーニング資料の更新が必要になる可能性があります。
- 記事のパーソナライズの有効化後、ナレッジレコードページは自動的に変更されないため、Lightning アプリケーションビルダーからシステム管理者が設定する必要があります。
参考サイトURL