Salesforce技術ブログ(ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用; Winter’25 リリース更新)

件名：ケースメール通知のシステムアドレスにデフォルトの No-Replyアドレスを使用する（リリース更新）

背景と概要

今までは、[ケース通知をシステムアドレスから送信] を有効にした場合、ケースコメントとケース割り当てのメール通知は自動的に「noreply@salesforce.com」から送信されていました。

システム管理者が選択したデフォルトの No-Reply アドレスから直接、これらのメールの応答や処理を行えるようになりました。

影響を及ぼす条件

下記の1~3をすべて満たした場合

1. [サポート設定]＞[ケース通知をシステムアドレスから送信] をONにしている
2. 組織のメールアドレスを設定していない
3. 以下のいずれかの操作をする

発生する問題

正しく情報が保持されず、最終的にメール通知が送信されないようになります。

 

対応方法

[組織のアドレス] ＞ [デフォルトのNo-Reply メールアドレス]を設定する。

 

以下、No-Replyアドレスの設定方法

①：[設定] ＞ [組織のアドレス] ＞ [追加]を押下。

②：表示名、メールアドレスを入力後、目的に[デフォルトの No-Reply アドレス]を選択し、[保存]を押下。

③：設定したメールアドレス宛に確認のメールが送信されるので、URLをクリックし、確定する。

④：「メールが変更されました」と記載されている画面が表示されるので、[次へ]を押下。

⑤：再度、組織のアドレスページへ移動し、設定したアドレスの[状況]の欄が[検証済み]と表示されていれば設定完了です。

 

参考サイトURL

• ケースメール通知のシステムアドレスにデフォルトの No-Replyアドレスを使用する（リリース更新）