インフラ技術ブログ:クラウド移行 検証編
こんにちは! 情報システム部インフラ担当のアンドウです。 前回は、「インフラ技術ブログ:クラウド移行 AWS環境作成編」でクラウド構成についてお伝えしました。
今回は、作成したAZUREとAWSのVM使用した、検証を行います。
作成したVM上の Windows 2012 R2 は、多言語版で英語設定になっています。
・表示言語の変更
・言語パックのインストール
・時刻と地域
上記の設定を変更し、日本語表示にします。
これ以降は、通常のwindows 2012 R2 と同じです。
「インフラ技術ブログ:でファイルサーバーを構築しよう」を参考にしてアクディブディレクトリサーバーとファイルサーバーを構築します。
機能検証
VM上での機能検証の結果、必要な機能はAZUREとAWS両方とも問題有りませでした。
1. Active Directory :問題なし
2. Distributed File System: 問題なし
3. Domain Name System :問題なし
4. Windows Internet name services :問題なし
5. Symantec Endpoint Protection :問題なし
6. ALog ConVerter :問題なし
7. Virtual Private Network :問題なし
速度検証
・VM上での速度検証の結果、AZUREとAWS両方とも接続上の問題有りませでした。
・実際のアクセス速度は、回線速度の影響分の差しか有りません。
大きなディレクトリのコピー:ファイル数: 173,562、フォルダー数: 21,774、67.5 GB (72,485,271,774 バイト)
大きなファイルのコピー:49.4 GB (53,056,889,208 バイト)
平均300MBps 程度でした。
・個別のOffice ファイルのアクセスは、ファイルが小さいため体感速度の差は分かりませんでした。
Office ファイルのアクセス:Exce、Access、のマクロ実行
通信速度は、1多重での結果です。
複数人の操作が重なった場合は、その分遅くなります。
個別のOffice ファイルのアクセスの場合は処理時間が短いため余り問題になりませんが、大量データの操作には注意が必要となります。