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Salesforce技術ブログ(ボットユーザーコンテキストでフローの実行; Winter’25 リリース更新)

件名:ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)

概要

 この更新により、ボットがアクセス権のないレコードを意図せず作成または変更することを防ぐことで、セキュリティが向上します。

 更新は Summer ’24 で適用します。

影響範囲

 下記 Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。

  • Enterprise Edition
  • Performance Edition
  • Unlimited Edition
  • Developer Edition

 Einstein ボットの設定は Lightning Experience でのみ使用できます。

影響

 ボットによって開始されたフローで、ボットがアクセスまたは変更する権限を持っていないレコードの作成、読み取り、更新、または削除が行われなくなります。

調査方法

1.[設定]からクイック検索ボックスに「リリース更新」と入力して、「リリース更新」を選択します。

2.「ボットユーザーコンテキストでフローの実行 」で、テスト実行を有効化します。

3.設定から「Einstein」と検索して「Einsteinボット」を選択します。

4.「私のボット」一覧のボットを確認し、フローを起動するボットがある場合は起動されるフローにCRUD操作があるか確認します。(レコードの作成・取得・更新・削除)

5.CRUD操作を行うフローが実行される場合、権限が足りないとフローが失敗するため、動作確認を行います。

対応方法

 ボットから開始されたフローすべてのフロー操作を実行できることをテストします。

 フローが失敗した場合は、不足している権限を特定し、ボットに関連付けられているユーザー プロファイルまたは権限セットに追加します。

参考サイトURL

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