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Salesforce技術ブログ(組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化; Winter’25 リリース更新)

件名:組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)

概要

この更新を有効にした場合、「メールを送信」アクションにて組織のメールアドレスを使用する場合、組織のメールアドレスプロファイル設定が必要になります。

この変更はSummer ’24で適用されます。

影響範囲

下記エディションそれぞれのLightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。

  • Essentials Edition
  • Professional Edition
  • Enterprise Edition
  • Performance Edition
  • Unlimited Edition
  • Developer Edition

影響

 ・「設定」→「リリース更新」→「使用開始」によってリリースを有効にします。

 ・この更新を有効にした場合、「メールを送信」アクションの送信者に組織のメールアドレスを指定する際、組織のメールアドレスプロファイル設定が有効になり、実行ユーザプロファイルが一致しない場合、エラーになります

※「メールを送信」には下記の3種類の方法があります。

  • フローの「メールを送信(emailSimple)」
  • RESTAPIのemailSimple
  • ApexのsendEmail()

調査方法

1.「組織のアドレス」が設定されているか確認します。設定されていない場合は影響はありません。

2.EmailSimpleを使っているフローを調査します。

 調査方法:VSCodeでフローのメタデータを取得後、EmailSimpleで検索するなど。

3.差出人に組織のアドレスを使用しているかどうか、フローの要素を確認します。

 (送信者タイプ=OrgWideEmailAddress)

4.「組織のアドレス」設定で、送信者メールアドレスの許可されたプロファイル実行ユーザが割り当てられているか確認します。

 対応方法

方法A:組織のアドレス設定を見直します。
 対象のプロファイルで使用できるように設定を追加します。

方法B:フローを修正します。

参考サイトURL

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