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ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用; Winter’25 リリース更新

Salesforce Winter’25 リリースに関する情報をお届けします。
 


     

    背景と概要

     

    今までは、[ケース通知をシステムアドレスから送信] を有効にした場合、ケースコメントとケース割り当てのメール通知は自動的に「noreply@salesforce.com」から送信されていました。しかし今回から、システム管理者が選択したデフォルトの No-Reply アドレスから直接、これらのメールの応答や処理を行えるようになりました。

     

    影響を及ぼす条件

     

    下記の1~3の条件をすべて満たしている場合

    1. [サポート設定][ケース通知をシステムアドレスから送信] をONにしている
    2. 組織のメールアドレスを設定していない
    3. 以下のいずれかの操作をしている
      • ケースの割り当て
          内容:所有者に設定するユーザやキューです。割り当てルールを作成することで、特定のユーザやキューを自動で設定することが出来ます。
      • エスカレーション
          内容:作成済みのケースが一定時間内に解決しない場合、上位のユーザに再割り当て行います。エスカレーションルールから設定することが出来ます。(例:ユーザ1に割り当てられたケースが作成されてから4時間経過した場合、上司のユーザ2に再割り当てを行います。)
      • コメント
          内容:ケースにケースコメントを登録することができます。サポート設定から、「取引先責任者へのケースコメント通知を有効化」、「ケース所有者に新規ケースコメントを通知する」をONにすると、それぞれ取引先責任者、ケース所有者に通知が送信されます。
      • 受信メール
          内容:メール-to-ケースを利用してお客様とのやり取りをメールで行う際、お客様からのメールが届くとケースの関連リストにメールが追加され、ケースが割り当てられているユーザに通知されます。

     

    発生する問題

     

    正しく情報が保持されず、最終的にメール通知が送信されないようになります。

     

    対応方法

     

    [組織のアドレス][デフォルトのNo-Reply メールアドレス]を設定します。

     

    1. [設定] [組織のアドレス][追加]をクリックします。
    2.  

       

    3. 表示名、メールアドレスを入力後、目的に[デフォルトの No-Reply アドレス]を選択し、[保存]をクリックします。
    4.  

       

    5. 設定したメールアドレス宛に確認のメールが送信されるので、URLをクリックし、確定します。
    6.  

       

    7. 「メールが変更されました」と記載されている画面が表示されるので、[次へ]をクリックします。
    8.  

       

    9. 再度、組織のアドレスページへ移動し、設定したアドレスの[状況]の欄が[検証済み]と表示されていれば設定完了です。

     

     

    参考サイトURL

     

     

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