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LEX(Lightning Experie)移行のどうにもできない小さなイライラ事前チェック5つ!

Classicをずっと使っていて、LEX(Lightning Experience)に移行しようかなという方も増えてきたのではないでしょうか?

今回はClassicを標準で使っていたユーザが、LEXに移行したいというときに、

・業務的に困るわけじゃないけど・・・

・使い勝手が変わるのは聞いていたけど・・・

と、機能的には業務に影響するほどクリティカルではないけど、使用感に何とも言い難い違和感を感じられるところを5つ紹介します。

1.ChatterのDMが使えない!

これはタイトルの通り、Classicでは当然のごとく使用していたメッセージ機能は、LEXではありません。

DMでクローズドでやってた細かいやり取りなどを、今更メールでしたくないという理由でLEX移行をあきらめた方もいました。

それでもLEXにした場合、個人とのやり取りのために非公開グループ作るもの面倒ということで、

メールに戻ったり、Chatter以外のコミュニケーションツールに乗り換える方が多いですね。

 

2.アプリケーション切り替えまでの導線が長い!

特に利用しているアプリケーション数が少ない方だと感じられるみたいですが、アプリケーションの切り替えに際して画面描画が一度挟まれますよね。

■Classic

■LEX 導線自体が長くなったことに加えて、この「待ち」がアプリケーションを切り替えのストレスとなるみたいです。

 

3.レコード関連情報をすべて知るためにアクションが増えた!

Classicの場合は、関連リストも含めてひとまとまりの情報として1画面の延長線上として確認できていました。

画面上でデータを確認することを目的としてレイアウトを作っていた場合、一目で親子関係の情報が確認できないことに操作性が下がったなという印象を与えてしまいます。

 

4.レポートサブタイトルの見た目が変わった

こちらはあまりしない使い方ではありますが、レポートのタイトルに「:(コロン)」を入れるとコロン以前がサブタイトルみたいに見えるっていうのがあるのですが・・・

LEXにするとこの通り。 LEXの方が正しい動きをしているように見えるのですが、まあ、これも少し違和感を感じるようです。

 

5.見にくい!

LEXでは’Salesforce Sans’という、ヒラギノ角ゴシックや游ゴシックのように読みやすく滑らかなフォントが使用されています。

また、文字色も黒ではなく柔らかなグレーを使用しているので、使いやすい・容易といった印象を持たせることができます。

しかし新しいフォントは以前のフォントよりもやや文字サイズが小さく(文字サイズ自体小さく指定されているかもしれませんが)、背景色との明度差が低いため視認性が低くなっています。 弱視・老眼の方を考慮すべき環境では、使いにくい画面になってしまっていることを認識する必要があります。

 

総括すると

LEX移行の際には、すでに実現している機能への影響確認は当然のことながら実施すると思いますが、それ以外にも使っているユーザの使用方針といった特徴も考慮すべきだと思っています。

例えば、ユーザにご年配の方が多いうえに、標準機能を中心に使っているのであれば、変更後の画面を読みにくくないか・目が疲れないかといった確認が必要です。

 

もちろん、LEXにした方が新機能も多いですし、いいところもたくさんあるので、初期導入であるならLEXにした方がいいです。

しかし、LEXに「移行」しようとしている場合には、こういうUX的なところも考慮してもいいかもしれません。 では、また次回。

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